ダイニングで仕事や読書をする時間が長いと、どうしても気になってくるのが腰の疲れ。デザインが気に入って買ったのに、すぐに座り直したくなる…そんな経験はありませんか?
見た目の美しさはそのままに、体への負担を減らす「疲れにくい椅子」の選び方を、座面の内部構造やサイズの目安から解説します。
01SEAT
「ふかふかのソファのような椅子なら疲れない」と思われがちですが、実は逆。柔らかすぎる座面はお尻が沈み込んで骨盤が安定せず、かえって腰に負担がかかってしまいます。
長時間座るなら、適度な反発力のある、しっかりめの座面がおすすめです。お尻をしっかり支えて沈み込みを防ぐことで、自然と背筋が伸びる姿勢をサポートしてくれます。
02STRUCTURE
座り心地のよしあしは、座面の下の内部構造で大きく変わります。板の上に薄いスポンジをのせただけの椅子は、すぐにお尻が痛くなりがちです。
S SPRING
金属のバネをS字状に波打たせたもの。しっかりとした反発力があり、へたりにくいのが特徴です。
WEBBING
ゴムを織り込んだベルトを格子状に張ったもの。衝撃をやわらげ、底付き感の少ないソフトな座り心地に。
最近の輸入家具は、クラシックなデザインはそのままに、内部に高密度のウレタンフォームやバネを使うなど、座り心地にもこだわったものが増えています。「アンティーク調の椅子は見た目だけ」というのは、もう昔の話です。
03BACKREST
背もたれが垂直すぎると窮屈で、倒れすぎていると食事や作業がしにくくなります。理想は、背中のカーブに沿って自然に体を預けられる、わずかな傾斜とカーブのあるデザインです。
背中全体を包み込むハイバックタイプは、肩まわりまで支えてくれるので、ゆったりくつろぎたい方におすすめです。
04HEIGHT
どんなに座り心地のよい椅子でも、高さが合っていないと疲れの原因に。座ったときに足の裏が床にしっかりつき、ひざがほぼ直角に曲がる高さが基本です。
テーブルとの高さの差(差尺)の目安
27〜30cm程度だと、食事や作業がしやすい
※体格によって合う高さは異なります。購入前に、テーブルと椅子の高さをあわせて確認しましょう。
05SUMMARY
疲れにくい椅子の条件
沈み込みすぎない、適度な反発力のある座面
Sバネやウェービングなど、しっかりした内部構造
背中のカーブに沿う、わずかに傾いた背もたれ
足裏が床につく座面の高さ、テーブルとの差は27〜30cm
毎日使う椅子だからこそ、体に合ったものを選ぶことが大切です。デザインの美しさだけでなく、「ずっと座っていたくなる」座り心地の一脚を見つけてください。
※腰の痛みが続く場合は、医療機関にご相談ください。
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