Vol.115 椅子の張り地の選び方

Vol.115 家具選びのコツ

布張り・合皮・本革、どれがいい?
椅子の張り地をお手入れと耐久性で比較

布張りチェアと合皮張りチェアの比較イメージ

ダイニングチェアやソファを選ぶとき、デザインと同じくらい大切なのが「張り地(素材)」選びです。布の温かみも捨てがたいけれど、汚れに強い合皮も魅力的。

毎日使う家具だからこそ、暮らし方に合った素材を選ぶことが、快適な毎日への第一歩。3つの素材の特徴と、シーン別のおすすめをご紹介します。

01MATERIAL

3つの素材の
特徴を比較

FABRIC

布張り(ファブリック)

やわらかさと温もりが魅力

MERIT

肌ざわりがよく通気性に優れ、夏はべたつかず冬もひやっとしません。色や柄のバリエーションが豊富で、お部屋の雰囲気に合わせやすいのも魅力です。

NOTE

液体をこぼすと染み込みやすく、シミになりやすい点に注意。最近は撥水加工の生地や、カバーを外して洗えるタイプも増えています。

こんな方に座り心地や肌ざわりを重視したい方・お部屋の雰囲気に合わせて色柄を選びたい方

SYNTHETIC LEATHER

合成皮革(PVC・PU)

お手入れのしやすさはいちばん

MERIT

本革のような見た目で、水や汚れにとても強い素材。食べこぼしてもさっと水拭きできるので、ダイニングチェアの素材として人気があります。

NOTE

通気性が低く、長時間座ると蒸れを感じることも。特にPU(ポリウレタン)は、年月とともに湿気などで劣化(加水分解)し、表面がひび割れたりはがれたりすることがあります。

こんな方に小さなお子さまがいる・食べこぼしが気になる・お手入れを手軽にすませたい方

LEATHER

本革(レザー)

経年変化を楽しむ一生もの

MERIT

高級感と耐久性は抜群。使い込むほどに体になじみ、色艶が増していく経年変化(エイジング)を楽しめます。

NOTE

定期的な保湿ケアが必要で、水濡れにも注意が必要です。価格もほかの素材に比べて高めになります。

こんな方に手をかけながら長く愛用したい・本物の質感にこだわりたい方
さまざまな張り地素材のサンプルと椅子
同じデザインで張り地違いを選べるモデルもあります。

02SCENE

シーン別・
おすすめの素材

KIDS

小さなお子さまがいるご家庭

おすすめは合成皮革(PVC)。ジュースやケチャップをこぼしても、さっと拭き取れます。

PET

ペットがいるご家庭

引っかきに強い加工のファブリックや、傷が目立ちにくい素材を。合皮は爪で穴があきやすいので注意しましょう。

RELAX

くつろぎ重視の方

肌ざわりのよい布張りや、しっとりなじむ本革が、心地よいひとときをかなえてくれます。

03SUMMARY

まとめ:
素材を知れば、家具選びはもっと楽しい

張り地選びのポイント

肌ざわりと色柄の豊富さなら、布張り

お手入れのしやすさなら、合成皮革(PUは経年劣化に注意)

高級感と経年変化を楽しむなら、本革

「デザインは好きだけど、素材が暮らしに合わなかった…」そんな後悔をしないために、見た目だけでなく素材の特徴を知っておくことが大切です。クラシカルなデザインと、暮らしに合った素材。その両方がそろった一脚を選んでみてください。

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