Vol.121 椅子の張り替えとメンテナンス

Vol.121 インテリアの知識

椅子の張り替えはできる?
愛着のある家具を長く使うためのメンテナンス知識

職人が椅子の張り替えを行っているイメージ

「座面の生地がすり切れてきた」「クッションがへたってきた」――そんなとき、家具を買い替えますか?それとも直しますか?

しっかりしたつくりの家具は、張り替えやメンテナンスをしながら世代を超えて使い続けることもできます。愛着のある家具と長く付き合うための知識と、その喜びについてお話しします。

01REPAIR

直せる家具と、
直しにくい家具の違い

世の中には、修理を想定していない家具もあります。合板やプラスチックで簡易的につくられた家具は、一度壊れると直すのが難しい場合がほとんどです。

一方、フレームが天然木(無垢材)で、ほぞ組みなどのしっかりした接合でつくられた家具は、修理しながら長く使えます。土台さえしっかりしていれば、クッションや生地を交換して、何十年も使い続けられるのです。

02REUPHOLSTER

張り替えは、
新品以上に生まれ変わるチャンス

椅子の張り替えは、ただの修理ではありません。家具を自分好みにアップグレードする絶好の機会です。

FABRIC

生地を替える

シンプルなベージュの椅子を、ウィリアム・モリスのような大胆な柄に。お部屋の雰囲気までがらりと変わります。

CUSHION

座り心地を調整する

座面のウレタンを少し硬めにするなど、好みの座り心地に近づけることもできます。

さまざまな色や柄のファブリックサンプル
生地を変えるだけで、お部屋の雰囲気は大きく変わります。

03CARE

自分でできること、
プロに頼むこと

SELF

日常のケア

脚のネジのゆるみを定期的にチェックして締め直す。直射日光やエアコンの風が当たらない場所に置き、木部の乾燥を防ぐ。これだけで長持ちします。

PRO

本格的な修理

生地の張り替え、ウレタンの交換、ぐらつきの調整などは、専門の職人に依頼しましょう。Y-KAGUでお買い求めいただいた家具のご相談も承っています。

04ANTIQUE

未来のアンティークを
育てる

ヨーロッパでは、祖父母が使っていた椅子を張り替えて、孫が新居で使うことも珍しくありません。新品のピカピカな状態も素敵ですが、家族と過ごした時間でついた小さな傷や、木の経年変化は、お金では買えない価値になります。

今あなたが選ぶ椅子が、いつか未来のアンティークとして、家族の宝物になるかもしれません。

05SUMMARY

まとめ:
傷も思い出になる、豊かな暮らし

長く使える椅子のポイント

無垢材のフレームと、しっかりした接合のものを選ぶ

ネジのゆるみチェックと、置き場所で日々のケアを

生地のすり切れやへたりは、張り替えで生まれ変わらせる

よい家具は、手をかけることで何度でもよみがえります。汚れたら捨てるのではなく、手を加えて使い続ける。そんな丁寧な暮らしを始めてみませんか。

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