海外の映画やドラマでよく見かける、壁際に置かれた奥行きの浅いテーブル。コンソールテーブルと呼ばれるこの家具は、日本ではまだなじみが薄いものの、ひとつ置くだけでお部屋の雰囲気をぐっと変えてくれるアイテムです。
今回は、玄関や廊下などの何もない壁際を、素敵なディスプレイスペースに変える活用術をご紹介します。
01WHAT IS
コンソールテーブルとは、壁につけて置くことを前提に作られた、奥行きの浅い装飾用のテーブルのこと。奥行きは30〜40cmほどのものが一般的です。
「コンソール」は、もともと壁から張り出して棚や彫刻を支える持ち送り(ブラケット)を指す言葉。17〜18世紀ごろのヨーロッパの宮殿や邸宅で、壁面を飾る家具として広まったといわれています。
食事や作業をするためのテーブルではなく、花瓶やランプ、写真立てなどを飾る「ステージ」としての家具。場所を取らずに置けるので、日本の住まいにも意外となじみやすい家具です。
02ENTRANCE
玄関のドアを開けて、最初に目に入る場所。そこにコンソールテーブルがあるだけで、家の第一印象は大きく変わります。
DISPLAY
季節のお花や、お気に入りのアロマディフューザーを置いて。「ただいま」と帰ってきたとき、美しいディスプレイが出迎えてくれます。
USEFUL
トレイを置けば、鍵や印鑑、宅配便を受け取るときのペンの置き場所に。引き出し付きなら、細かな物もすっきり収まります。
03GALLERY
ただ通り過ぎるだけの廊下も、コンソールテーブルを置けば立派なディスプレイスペースになります。壁には絵画やミラーを掛け、テーブルの上にはテーブルランプを灯して。ホテルライクな空間を目指すなら、ぜひ取り入れたいテクニックです。
04LIVING
壁際だけでなく、リビングの中央に置いたソファの背面に置くのもおしゃれな使い方。ソファの背中を隠しつつ、テーブルランプを置いて手元を照らしたり、本を置いたりできます。
窓際に置いて植物を並べれば、グリーンを飾るプランタースタンドとしても活躍します。ただし、強い直射日光は天板の日焼けや色あせの原因になるので、レースのカーテン越しにするなど工夫しましょう。
05CHECK
コンソールテーブル選びのチェックポイント
玄関や廊下に置くなら、置いたあとも人がすれ違える通路幅が残るか
玄関ドアや収納の扉の開閉にぶつからないか
ソファ裏に置くなら、ソファの背もたれと同じか少し低めの高さが収まりやすい
奥行きが浅く背の高いものは、転倒防止の対策をしておくと安心
※家具の転倒防止については、Vol.107 壁面収納テレビボードの選び方でも地震対策をご紹介しています。
06SUMMARY
「なくても困らないけれど、あると暮らしが豊かになる」。コンソールテーブルは、まさにそんな家具です。
猫脚のエレガントなクラシックタイプから、すっきりしたモダンなデザインまで、選択肢もさまざま。置く場所の広さとお部屋の雰囲気に合わせて、お気に入りの小物を輝かせる特別なステージを用意してみませんか。