家族と過ごす時間は大切ですが、ときには一人で本を読んだり、ぼーっと外を眺めたりする時間もほしくなりませんか?
広い部屋は必要ありません。窓際の一角に、お気に入りの椅子をひとつ置くだけ。それだけで、気持ちを切り替えられる「自分だけの特等席」が生まれます。
01NOOK
ヌック(Nook)とは、こぢんまりとした、居心地のよい隠れ家のようなスペースのこと。海外のインテリアではおなじみのスタイルで、リビングの一角や窓辺、階段の下など、ちょっとした空間を活用してつくられます。
個室にこもるほどの閉鎖感はなく、家族の気配を感じながら自分の世界に浸れる。そんなほどよい距離感が、忙しい毎日にほっとできる時間をくれます。
02WINDOW
特等席をつくるなら、断然「窓際」がおすすめです。朝はやわらかな日差しの中でコーヒーを飲み、夜は月明かりの下でお酒を楽しむ。外の景色を眺めることで視線が遠くに抜け、狭いスペースでも開放感を感じられます。
家具の配置も簡単。窓に向けて椅子を斜めに置くだけで、リビングの一部から、独立したサンルームのような空間に変わります。
※強い直射日光は、張地や木部の色あせの原因になります。レースのカーテンやブラインドで日差しをやわらげましょう。
03CHAIR
この空間の主役は、あなたを包み込む椅子です。ダイニングチェアのような背筋を伸ばして座る椅子ではなく、体を預けられるラウンジチェアや一人掛けソファを選びましょう。
HIGH BACK
背もたれが高く、頭までもたれられるタイプ。読書やうたた寝にもぴったりです。
OTTOMAN
足をのせて伸ばせるので、全身の力を抜いてくつろげます。
04FINISHING
椅子が決まったら、すぐ横に小さなサイドテーブルを置きましょう。読みかけの本、スマートフォン、温かい飲み物の置き場所として欠かせません。
夜の時間を楽しむなら、フロアランプやテーブルランプも忘れずに。手元だけをやさしく照らす灯りが、静かな自分時間へと誘ってくれます。
※サイドテーブルの選び方はVol.136 サイドテーブルの魔術、ランプの灯りの楽しみ方はVol.137 ホテルライクな部屋の3つの法則でもご紹介しています。
05SUMMARY
特等席づくりのポイント
場所は窓際。椅子を窓に向けて斜めに置く
椅子は体を預けられるハイバックやオットマン付きを
サイドテーブルとランプを添えて完成
「ここに座ったら、家事も仕事も忘れていい」。家の中にそんなルールのある場所をひとつつくるだけで、毎日に小さなご褒美の時間が生まれます。クラシカルなチェアで、あなただけの隠れ家(ヌック)をつくってみてください。