海外ドラマや映画で見かける、自宅に友人を招いてのホームパーティー。ハードルが高く感じるかもしれませんが、実は家具の配置とちょっとした演出だけで、誰もがリラックスできる空間はつくれます。
ゲストもホストも楽しめる、欧米流おもてなしインテリアの秘訣をご紹介します。
01LAYOUT
日本の多くの家庭では、ソファがテレビのほうを向いて置かれています。一方、欧米のリビングでは、ソファ同士を向かい合わせ(対面)にしたり、L字型に配置したりして、自然と人の視線が交わるようにレイアウトされていることがよくあります。
ゲストを招く日だけでも、ソファの向きを変えたり、一人掛けのチェアを斜めに置いて輪(サークル)をつくったりしてみましょう。お互いの顔が見える配置にするだけで、会話がぐっと弾みやすくなります。
02SERVING
ホームパーティーで、ホストがキッチンに立ちっぱなし…というのは避けたいもの。そんなときは、ダイニングテーブル以外の場所に配膳スペースをつくりましょう。
壁際のサイドボードやコンソールテーブルの上に、ドリンクやフィンガーフードをまとめて置いてセルフサービス形式に。ゲストが自由に動ける動線をつくることで、立食パーティーのような気軽で洗練された雰囲気が生まれます。
※飲み物を置くときは、トレイやコースターを敷いておくと天板の輪じみ防止になります。壁際の飾り台の使い方は、Vol.135 コンソールテーブルの活用術でもご紹介しています。
03CORNER
人が集まると、メインの場所だけでなく、部屋の隅(コーナー)で少人数の会話が生まれることがあります。そんなときのために、部屋のコーナーにラウンジチェアを一脚と、小さなサイドテーブルを置いてみましょう。
ちょっと抜け出せる小さな居場所があることで、ゲストは窮屈さを感じず、思い思いの場所でくつろぐことができます。
※ふだんは自分の特等席として使えるコーナーのつくり方は、Vol.139 窓際とチェアでつくる「自分だけの特等席」でご紹介しています。
04LIGHTING
雰囲気を決めるのは明かりです。パーティーのときは、思い切って天井のシーリングライトを消し、フロアランプやキャンドルの光で過ごしてみてください。
低い位置にあるやわらかな光は、お互いの表情をやさしく見せ、リラックスした親密な空気をつくり出します。ガラスや真鍮の家具があれば、光を反射してさらにきらびやかな空間に。
※人が行き来するパーティーでは、カーテンや布製品の近くに火を置かないよう注意を。LEDキャンドルを使うと安心です。
05SUMMARY
おもてなしインテリアの4つのポイント
ソファやチェアは、顔が見える「会話中心」の配置に
サイドボードやコンソールを、セルフサービスの配膳台に
コーナーにチェアとサイドテーブルで、小さな居場所を
天井照明を消して、ランプやキャンドルの灯りで
豪華な料理を用意しなくても、家具の配置を少し変え、照明を落とすだけで、おもてなしの空間は完成します。クラシカルな家具に囲まれて、大切な人たちと語り合う豊かな時間を過ごしてみませんか。
※大人数のときに広げられるテーブルは、Vol.128 伸長式(エクステンション)テーブルの選び方でご紹介しています。