白は、始まりの色。部屋に白い家具を置くと、不思議と清々しい気分になるものです。
根強い人気の「白家具(ホワイトファニチャー)」ですが、その魅力は単にかわいいからだけではありません。白家具が空間と気持ちにもたらすもの、そして大人の部屋にこそ取り入れてほしい理由をご紹介します。
01BRIGHT
白は、光をよく反射する色です。窓から入る自然光や照明の光を部屋に広げてくれるので、白い家具を置くと部屋全体がパッと明るい印象になります。
また、白は「膨張色」とも呼ばれ、実際より広がりを感じさせる色。白や明るい色の壁になじんで圧迫感が出にくいので、少し手狭な部屋や、日当たりがあまりよくない部屋こそ、白家具の出番です。
02FRESH
白は一般的に、「清潔」「純粋」「始まり」といったイメージを連想させる色といわれます。洗いたての真っ白なシーツにほっとするように、白いインテリアに囲まれた空間は、すっきりと清々しい印象をくれます。
忙しい毎日を送る大人にとって、家は明日への活力を養う場所。白家具は、そんなくつろぎの空間づくりにぴったりです。
03CANVAS
「白だと汚れが目立つかも…」と敬遠されがちですが、実はコーディネートしやすいのも白家具の魅力。季節の花の色、クッションの柄、ラグの素材感。どんな色やアイテムを合わせても、白家具はそれらを美しく引き立ててくれます。
春はパステルピンクでやわらかく、夏はブルーで爽やかに。キャンバスに絵を描くように、季節ごとの模様替えを自由に楽しめます。
04DETAIL
大人の部屋に白家具を選ぶときのポイントは、安っぽく見えないこと。つるっとした平板なデザインより、次のようなディテールのあるものを選ぶと、白でもぐっと上品に仕上がります。
CARVING
手仕事を感じさせる彫刻は、白い塗装の上に繊細な陰影を生みます。
CABRIOLE
エレガントな曲線が、白のやさしさをいっそう引き立てます。
SHABBY
少し使い込んだような風合いのシャビーシックなら、甘さ控えめに。
ロココ調の華やかさと、現代の暮らしになじむすっきり感。そのバランスを意識して選ぶと、甘すぎない大人の白い部屋に仕上がります。
05CARE
白家具のお手入れのポイント
ふだんは柔らかい布で乾拭き。汚れは固く絞った布で拭き、すぐに乾拭きを
シンナーやアルコールなど、塗装を傷める薬剤は使わない
強い直射日光は、塗装の黄ばみや変色の原因に。カーテンで日差しをやわらげて
06SUMMARY
部屋を美しく整えることは、そこに住む自分自身を大切にすることと同じです。光をまとい、気持ちを軽やかにしてくれる白家具の魔法。あなたも、毎日の暮らしに取り入れてみませんか。
※部屋の色数の決め方は、Vol.137 ホテルライクな部屋の3つの法則でもご紹介しています。