玄関は、ゲストが最初に足を踏み入れる場所であり、あなた自身が毎日「ただいま」と帰ってくる場所。単なる靴の脱ぎ履きの場にしておくのは、もったいないと思いませんか?
玄関は、その家の第一印象を決める顔であり、住む人の美意識を表現するギャラリーでもあります。限られたスペースでも実現できる、ドラマチックな玄関インテリアのつくり方をご紹介します。
01PROLOGUE
ドアを開けた瞬間、どんな景色が広がっているかで、その家の印象は大きく変わります。雑然と靴が並んでいる玄関と、美しい家具や花が飾られた玄関。どちらが歓迎されていると感じるでしょうか。
インテリアにおける玄関は、小説でいうプロローグ(序章)。これから始まるリビングやダイニングへの期待感を高め、「どんな素敵な人が住んでいるんだろう」と想像させる、自己表現の大切なステージなのです。
02CONSOLE
「うちは玄関が狭いから…」と諦める必要はありません。奥行きの浅いコンソールテーブルなら、廊下や小さなホールにも無理なく置くことができます。
コンソールテーブルは、まさに飾るために生まれた家具。季節の花を生けたり、お気に入りのアートを飾ったり、鍵をおしゃれなトレイに置いたり。たった一台あるだけで、殺風景な玄関が華やかなギャラリーへと変わります。
※置く前に、ドアの開閉や人の通り道をふさがないかを確認しましょう。コンソールの選び方や飾り方は、Vol.135 コンソールテーブルの活用術でも詳しくご紹介しています。
03MIRROR
コンソールテーブルの上には、ぜひウォールミラー(壁掛け鏡)を合わせてみてください。出かける前の身だしなみチェックに役立つのはもちろん、鏡には空間を広く見せる効果があります。
光を反射して玄関を明るくし、フレームの装飾が絵画のような格調高さをプラスしてくれます。
※ミラーは重さがあるので、壁の下地にしっかり固定を。人が行き来する玄関では、落下や転倒の対策をしておくと安心です。
04SCENT & LIGHT
目に見えるものだけでなく、香りや光でおもてなしすることも大切です。
SCENT
お気に入りの香りのディフューザーを置いて、玄関の第一印象を香りでも演出。
LIGHT
コンソールの上に小さなテーブルランプを。ホテルのような安らぎと高級感が生まれます。
天井の照明だけでなく低い位置に温かな灯りがあると、帰宅したとき、その灯りにほっと迎えられるような気持ちになります。
※ランプの灯りの楽しみ方は、Vol.137 ホテルライクな部屋の3つの法則でもご紹介しています。
05SUMMARY
私らしい玄関づくりのポイント
奥行きの浅いコンソールテーブルを主役に
上にウォールミラーを掛けて、広がりと格調を
花や小物は少しだけ。「余白」を残して飾る
ディフューザーとテーブルランプで、香りと灯りのおもてなしを
玄関を整えることは、ゲストへの敬意であると同時に、毎日がんばる自分自身へのエールでもあります。私らしい家具とディスプレイで、世界でいちばん帰りたくなる玄関をつくってみませんか。