ダイニング家具を買うとき、「テーブルと椅子の5点セット」を選ぶ方は多いもの。間違いがなく安心ですが、どこか無難で、モデルルームのような印象になりがちです。
海外のインテリアが垢抜けて見える理由のひとつが、あえてデザインの違う家具を組み合わせること。少し上級者向けに見える「ミックススタイル」を失敗させないためのルールをご紹介します。
01SET FURNITURE
テーブルと椅子がまったく同じ素材・同じ色でそろっていると、統一感はありますが、空間に「動き」が生まれにくくなります。レストランやカフェのような、居心地がよくておしゃれな空間をつくりたいなら、あえて「セット買い」をやめてみるのが第一歩です。
すべてをバラバラにしなくても、「テーブルと主役の椅子2脚」だけをそろえ、残りの椅子はまったく違うデザインを選ぶだけでも、ぐっと垢抜けた印象になります。
02MERIT
体格や座り方のクセは人それぞれです。背もたれが高く、しっかり支えてくれる椅子が好きな人もいれば、クッション性があってアーム付きの椅子が好きな人もいます。
椅子を別々に選べば、家族みんなが「自分にとっていちばん座り心地のよい特等席」を持つことができます。同じデザインで我慢する必要はありません。
03RULE 1
「バラバラの椅子を置いたら、部屋が散らかって見えない?」。そんな不安を解消するいちばん簡単なルールは、色のトーンをそろえることです。
WOOD
デザインが違っても、ダークブラウン(マホガニーなど)やホワイトで統一すれば、不思議と全体にまとまりが出ます。
FABRIC
反対に、木の色はバラバラにして、座面のファブリックの色を統一するテクニックも有効です。
04RULE 2
デザインや色よりも注意したいのがサイズ感です。並べたときに背もたれの高さがあまりにも違うと、ちぐはぐな印象になってしまいます。
別々に買うときの高さ・サイズのチェック
テーブルの高さと座面の高さの差(差尺)は、27〜30cmが目安
アームチェアは、肘掛けがテーブルの天板下(幕板)に当たらないか
椅子の幅の合計が、テーブルの幅に収まるか
並べたときの背もたれの高さが、極端に違わないか
※差尺についてはVol.132 テーブルと椅子の高さを決める「差尺」で詳しくご紹介しています。
05SUMMARY
完璧にそろったセット家具よりも、少し不ぞろいな家具が並んでいるほうが、住む人のセンスや暮らしの「物語」を感じさせます。テーブルと椅子を別々に選んで、あなただけの組み合わせで、世界にひとつのダイニングをつくってみませんか。
※椅子をあえてそろえないコーディネートのコツは、Vol.113 ダイニングチェアは「バラバラ」が今の気分でもご紹介しています。椅子は商品によって1脚販売・2脚セットなど販売単位が異なるので、商品ページでご確認ください。