「部屋が狭くて、家具を置くと圧迫感が出てしまう…」。そんなお悩みはありませんか?
実際の床面積を変えなくても、目の錯覚を上手に利用すれば、部屋を広々と開放的に見せることができます。「視線の抜け」と「鏡の反射」を利用した、空間を広く見せるテクニックをご紹介します。
01WALL SPACE
部屋に入ったとき「広い」と感じるか「狭い」と感じるかは、床の広さだけでなく、壁がどれだけ見えているかにも大きく左右されます。
背の高い本棚や大きなタンスで壁が隠れてしまうと、視界がさえぎられ、圧迫感を感じやすくなります。部屋を広く見せる第一歩は、できるだけ壁を隠さず「余白」を残すことです。
02LOW STYLE
そこでおすすめなのが、テレビボードやソファ、キャビネットなどを背の低いロータイプでそろえるテクニックです。
家具の高さを腰の位置くらいまでに抑えると、部屋の奥まで視線がすっと通り抜け(視線の抜け)、天井も高く感じられます。クラシカルな輸入家具でも、低めのコンソールやローチェストを選べば、重厚感を保ちながら開放的な空間をつくることができます。
※テレビボードの高さの選び方は、Vol.105 ハイタイプか、ロータイプかでご紹介しています。
03MIRROR
部屋を広く見せるのに頼りになるアイテムが、鏡(ウォールミラー)です。レストランやショップで、壁一面が鏡張りになっていて「奥にもうひとつ部屋があるのかな?」と錯覚した経験はありませんか?
鏡は、映り込んだ景色によって空間に奥行きを生み出します。全身が映るような大きな姿見や、美しい装飾の大型ウォールミラーを壁に掛けるだけで、見た目の広さがぐっと変わります。
04PLACEMENT
鏡はただ置くだけでも効果がありますが、配置を工夫するとさらに効果的です。おすすめは、窓の向かい側、または対角線上の壁に鏡を配置すること。
窓から入る自然光を鏡が反射して部屋全体に広げるので、暗くなりがちなお部屋もぐっと明るい印象に。鏡に外の景色が映り込めば、まるでそこにもうひとつ窓があるかのような清々しさも演出できます。
鏡を飾るときの注意点
壁掛けの鏡は、壁の下地にしっかり固定する
立てかける姿見は、転倒防止の対策をしておく
強い日差しが当たる場合は、反射のまぶしさにも注意
散らかりやすい場所が映り込まない位置を選ぶ
※鏡や家具で部屋の見せ場をつくる方法は、Vol.163 フォーカルポイントをつくろうでもご紹介しています。
05SUMMARY
「家具を低くして壁を見せること」、そして「鏡を使って奥行きを出すこと」。この2つのテクニックを使えば、限られたスペースでも窮屈さを感じにくい、心地よい空間をつくることができます。装飾の美しいウォールミラーやロータイプの家具を取り入れて、理想の空間づくりにお役立てください。
※視線が抜けるガラス天板の家具も、部屋を広く見せるのに役立ちます。詳しくはVol.155 ガラス家具のメリット・デメリット、ソファのサイズ選びはVol.153 ソファが大きすぎた!でご紹介しています。
MIRROR & LOW FURNITURE
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