旅先で買った思い出のティーカップや、特別な日にしか使わないブランド食器。
扉の奥にしまい込んでいませんか?
食器をただ「収納する」だけでなく、「美しく飾って見せる」楽しみ方を取り入れる方が増えています。
お気に入りの器をアートのように楽しむための、ガラス扉の家具(キュリオケースやカップボード)の活用術をご紹介します。
01DISPLAY
これまでの食器棚は、中身が見えない木の扉で「いかにたくさんしまえるか」が重視されがちでした。
でも、美しいティーカップやきらめくクリスタルグラスは、それ自体が立派な工芸品です。
ガラス扉の棚に美しく並べれば、ダイニングやリビングがぐっと華やかになり、ホテルのラウンジやカフェのような空間に近づきます。
※「隠す収納」と「飾る収納」の使い分けは、Vol.158 収納家具を買ったのに片付かないのはなぜ?でご紹介しています。
02CURIO CABINET
お気に入りの食器を飾るのにぴったりなのが、キュリオケース(ガラスの飾り棚)です。
前面だけでなく、側面や棚板までガラスで作られたものも多く、光をたっぷり取り込んで、中のコレクションをいろいろな角度から美しく見せてくれます。
クラシカルな装飾の木製フレームのキュリオケースなら、それだけでお部屋の主役になります。
※背の高いキュリオケースや食器棚は、地震に備えて転倒防止の器具で壁に固定しましょう。
扉が開いて中のものが飛び出さないよう、扉の固定具や棚板に敷く滑り止めシートを使うのも安心です。
ガラス家具の扱い方はVol.155 ガラス家具のメリット・デメリットでご紹介しています。
03SPACE
ガラス扉の中に食器を並べるとき、ぎっしり詰め込みすぎると生活感が出て、せっかくの美しさが半減してしまいます。
POINT 1
お店のディスプレイのように、器と器の間にゆとりを持たせます。
POINT 2
カップとソーサーは組にして置き、その横には何も置かない空間をつくります。
POINT 3
奥に背の高いグラス、手前に背の低いカップを並べると、立体感が出ます。
※ガラスの棚板には耐荷重があります。
重い大皿や食器は下の段に置くと、重心が下がり安定します。
04LIGHTING
ディスプレイをさらに引き立てるのが、照明の力です。
上部に照明が付いたキュリオケースを選べば、夜はライトアップして楽しめます。
光がガラスの棚板を通って下の段まで届き、クリスタルグラスのカットや、ティーカップの金彩がきらきらと反射して、昼間とはまた違った美しさを見せてくれます。
※照明付きのものは、電源の位置やコードの取り回しも確認しておきましょう。
部屋全体の照明の組み合わせ方はVol.171 照明は「一室多灯」が基本でご紹介しています。
05SUMMARY
「見せる食器棚」のチェックリスト
飾るのは、本当にお気に入りの器だけに絞る
余白・セット・高低差を意識して並べる
重いものは下の段に
背の高い棚は壁に固定し、扉の飛び出し対策も
箱の中で眠っている大切な食器たち。
「見せる収納」に移すだけで、毎日眺めて楽しめるようになります。
お気に入りのキュリオケースやカップボードを見つけて、自分だけの小さなギャラリーをつくってみませんか?