Vol.181 食器棚(カップボード)は「見せる」時代へ。お気に入りの器を飾る楽しみ

INTERIOR COLUMN Vol.181

食器棚(カップボード)は「見せる」時代へ。
お気に入りの器を飾る楽しみ

旅先で買った思い出のティーカップや、特別な日にしか使わないブランド食器。
扉の奥にしまい込んでいませんか?
最近のインテリアのトレンドは、食器をただ「収納する」のではなく、「美しく飾って見せる」ことへと変化しています。
今回は、お気に入りの器をアートのように楽しむための、ガラス扉の家具(キュリオケースやカップボード)の活用術をご紹介します。

ガラス扉のキュリオケースに美しく飾られた食器コレクション

1. 「隠す収納」から「魅せるディスプレイ」へ

これまでの食器棚は、中身が見えない木製の扉で「いかにたくさん隠して収納するか」が重視されていました。

しかし、美しいティーカップや煌めくクリスタルグラスは、それ自体が立派な芸術品です。
これらをガラス扉の棚に美しく並べることで、ダイニングやリビングが一気に華やかになり、ホテルのラウンジやカフェのような洗練された空間に生まれ変わります。

2. キュリオケース(飾り棚)で特別な空間を作る

お気に入りの食器を飾るのに最も適しているのが、キュリオケース(ガラスの飾り棚)です。

前面だけでなく側面や棚板までガラスで作られているものが多く、光をたっぷりと取り込むため、中のコレクションをあらゆる角度から美しく見せることができます。
クラシカルな装飾が施された木製フレームのキュリオケースなら、それだけでお部屋の主役になります。

3. 綺麗に見せる飾りのコツは「余白」

ガラス扉の中に食器を並べる際、ぎっしりと詰め込みすぎるのはNGです。
生活感が出てしまい、美しさが半減してしまいます。

ポイントは、お店のディスプレイのようにたっぷりと余白を取ること。
カップとソーサーをセットで置き、その横には何も置かない空間を作ります。
奥には背の高いグラス、手前には背の低いカップを配置して高低差をつけると、立体感のある美しい見栄えになります。

ゆとりを持って並べられたティーカップとグラス

余白を意識して並べることで、一つ一つの器の美しさが際立ちます。

4. 照明(ダウンライト)でガラスや陶器を輝かせる

さらにディスプレイを格上げするのが、照明の力です。
上部にダウンライト(LED照明)が付いたキュリオケースを選ぶと、夜はライトアップして楽しむことができます。

光がガラスの棚板を透過して下まで届き、クリスタルグラスのカットや、ティーカップの金彩がキラキラと反射して、息を呑むような幻想的な美しさを放ちます。

5. まとめ:器を眺める豊かな時間を日常に

箱の中に眠っている大切な食器たち。
それらを「見せる収納」へと移すだけで、毎日眺めて楽しむことができるようになります。
お気に入りのキュリオケースやカップボードを見つけて、あなただけの小さなギャラリーをご自宅に作ってみませんか?

お気に入りを飾るための「見せる家具」

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