Vol.189 手彫りの個体差という魅力

Vol.189 家具の裏側

職人の手彫りだからこそ。
ひとつひとつ表情が違う「個体差」という魅力

職人の手彫りによる美しい木製家具の装飾

「商品の写真と実物で、彫刻の形や色が少し違う気がする…」。
手づくりの輸入家具をお迎えしたとき、そんなふうに感じたことはありませんか?

機械で大量生産された家具はどれも同じ顔をしていますが、職人の手仕事でつくられた家具には、ひとつひとつ異なる個体差があります。
その個体差を「味」として楽しむ、輸入家具ならではの魅力についてお話しします。

01INDIVIDUALITY

完璧な均一さか、
世界にひとつの個性か

今の多くの家具は、機械によって均一につくられています。
どこで誰が買っても同じものが手に入る安心感はありますが、少し無機質な印象を受けることもあります。

一方、クラシック家具などの手づくりの家具は、木という自然素材を人の手で加工するため、どうしてもゆらぎや個体差が生まれます。
それを世界にひとつだけの個性として楽しめるのが、手仕事の家具の魅力です。

02HAND CARVING

職人の息づかいを感じる
「手彫りの彫刻」

手づくりの家具を象徴するのが、ノミや彫刻刀を使った手彫りの装飾です。

職人が木目や木の硬さを見極めながら彫り進めるため、彫りの深さや花びらの丸み、葉の重なり具合が、製品ごとに少しずつ違います。
よく見るとノミの跡がわずかに残っていたり、左右がほんの少し非対称だったり。
それこそが、機械には出せない職人の息づかいを感じられるところです。

03GRAIN & FINISH

天然の木目と
「塗装の濃淡」が生む深み

彫刻だけでなく、木そのものの表情や塗装の仕上がりにも、個体差は表れます。

天然木を使っているため、木目や節の入り方はふたつとして同じものがありません。
また、アンティークの風合いを出すための汚し塗装や、塗料の拭き取りも手作業で行うため、色の濃淡やかすれ具合に違いが出ます。
この不均一さが、家具にヴィンテージのような深みを与えてくれるのです。

天然木の木目と手作業によるアンティーク塗装の濃淡
塗装のかすれや色の濃淡は、アンティークの風合いを表す大切な「味」です。

※色の見え方は、パソコンやスマートフォンの画面設定、撮影時の光によっても変わります。
色やサイズ感の確かめ方はVol.150 色やサイズ感のギャップを埋める確認術でご紹介しています。

04CHARM OR DEFECT

「個体差」と
「不良」の違い

均一な工業製品に慣れていると、こうした違いが不良のように見えてしまうこともあるかもしれません。
でも、手仕事の跡や自然素材ならではの表情は、家具の味として楽しまれてきたものです。

個体差(味)

彫刻の深さや形のわずかな違い、木目や節の入り方、塗装の濃淡やかすれ。

ご連絡いただきたいもの

輸送中についたキズや割れ、ガタつき、扉や引き出しの開け閉めの不具合など、使ううえで支障があるもの。

※初期不良と思われる場合は、到着から7日以内にご連絡ください。
当店負担で交換品をお送りします。
詳しくは保証・免責事項のページをご覧ください。
出荷前の検品についてはVol.186 「検品」のリアルでご紹介しています。

05SUMMARY

まとめ:
自分だけの一脚と出会う喜び

まったく同じものがないということは、ご自宅に届いた家具は「世界にひとつだけの、自分だけの家具」だということです。
商品の写真とはほんの少し違う表情を持っているかもしれませんが、その個性を愛して、年月とともに一緒に育てていってくださいね。

※手彫りの装飾が美しいソファの開発秘話は、Vol.187 人気ソファ「ブランマリー」はこうして生まれたでご紹介しています。

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