Vol.193 オリジナル家具ができるまで。図面からサンプル、製品化への試行錯誤

INTERIOR COLUMN Vol.193

オリジナル家具ができるまで。
図面からサンプル、製品化への試行錯誤

「こんなデザインで、日本の家に合うサイズの家具が欲しい…」
お客様からのそんなお声が、Y-KAGUのオリジナル家具作りの原点です。
しかし、頭の中にある理想の形を実際の家具にするまでには、果てしない試行錯誤の道のりがあります。
今回は、一枚の図面から始まり、サンプル作成、そして製品化に至るまでの、オリジナル家具開発の裏側をご紹介します。

家具の設計図面とファブリックのサンプル帳が広げられたデスク

1. お客様の「あったらいいな」を形にする

オリジナル家具の企画は、お客様から寄せられたご意見や、スタッフが日々の接客の中で感じる「こんな家具があったら喜ばれるはず」というアイデアからスタートします。

海外の美しいクラシックデザインを踏襲しつつ、日本の住宅事情に合わせたサイズ感や、現代の生活様式に合う実用性をどのようにミックスさせるか。
ここが最初の、そして最大の腕の見せ所です。

2. ミリ単位の調整。図面と「にらめっこ」の日々

アイデアが固まると、海外の提携工場に意図を伝えるための図面を作成します。

装飾の彫りの深さ、脚のカーブの角度、引き出しの深さなど、細部まで詳細な指示を出します。
文化や感覚の異なる海外の職人に、私たちのこだわりを正確に伝えるのは至難の業。
何度も図面をやり取りし、細かなニュアンスをすり合わせていきます。

3. 期待と不安が交差する「ファーストサンプル」

図面をもとに、いよいよ最初の試作品(ファーストサンプル)が作られます。

数ヶ月待って日本に届いたサンプルを開梱する瞬間は、期待と不安が入り混じる最も緊張する時間です。
「イメージ通り!」と歓声が上がることもあれば、「彫刻のバランスが違う」「座り心地が硬すぎる」と、一からやり直しになることも珍しくありません。

届いたサンプル家具のディテールを職人とスタッフが確認している様子

ファーストサンプルをもとに、ミリ単位で彫刻のバランスや色味を修正していきます。

4. 何度もやり直す、妥協なきブラッシュアップ

納得がいかない部分は工場へ修正依頼を出し、セカンドサンプル、サードサンプルと、理想の形になるまで妥協することなく作り直します。

塗装の色味やファブリックの肌触りなど、実際に目で見て触れなければ分からない部分を徹底的にブラッシュアップしていきます。
この粘り強い試行錯誤こそが、Y-KAGUオリジナル家具のクオリティを支えているのです。

5. まとめ:こだわり抜いた家具をお客様の元へ

こうして長い時間と情熱をかけて完成したオリジナル家具が、お客様のお部屋に迎え入れられ、「理想通りでした!」というお声をいただいた時の喜びはひとしおです。
これからも、皆様の暮らしをより豊かにする、こだわりの家具を作り続けてまいります。

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