古い建物の趣を残しながら新しく生まれ変わらせる、古民家カフェやリノベーション物件が人気を集めています。
和の空間には和家具を合わせるのが定番ですが、あえて洋風のクラシック家具を合わせると、はっとするほど魅力的な空間が生まれます。
大正ロマンを思わせる、和の建築と輸入家具の意外な相性のよさと、空間づくりのポイントをご紹介します。
01TAISHO ROMAN
畳や土壁、障子、むき出しの太い梁といった日本の伝統的な建築に、西洋の華やかなクラシック家具やベルベットのソファを組み合わせる和洋折衷。
明治から大正にかけて広まったこのスタイルは、どこか懐かしくノスタルジックでありながら、今の目で見るととても新鮮です。
和と洋が混ざり合うことで、訪れる人の心をつかむ独特の世界観が生まれます。
02WOOD
「和風の部屋に洋風の家具は浮いてしまわない?」と思われるかもしれません。
でも、クラシック家具の多くは木の家具で、古民家の柱や梁と同じ自然素材を使っています。
長い年月を経て深い色合いになった日本の古い木材と、アンティーク調に仕上げられた洋家具の艶は、国をこえて調和し、空間に落ち着きと統一感をもたらしてくれます。
※異なる素材を組み合わせるコツは、Vol.170 異素材ミックスの極意でご紹介しています。
03ACCENT
古民家ならではの、少し薄暗く、余白の多いゆったりとした空間。
そこに、彫刻や鮮やかな張り地が美しいクラシック家具を置くと、目を引くフォーカルポイントになります。
ぼんやりしがちな空間がきゅっと引き締まり、洗練された印象に。
深紅やディープグリーンなど、ヴィンテージライクな色の家具は、和の空間の渋い色合いのアクセントにぴったりです。
※畳の上に脚の細い家具を置くと、跡がついたり畳を傷めたりすることがあります。
家具の下に板やフェルトを敷くなど、畳を守る工夫をしましょう。
深い色を取り入れるならベルベットもおすすめです(Vol.179 大人のための「ベルベット」)。
04LIGHTING
和洋折衷の空間づくりで、家具と同じくらい大切なのが照明です。
太い梁の渡る天井から、あえてきらびやかなクリスタルガラスのシャンデリアや、真鍮のアンティーク調ペンダントライトを吊るしてみてください。
光と影のコントラストが生まれ、思わず写真を撮りたくなる魅力的な空間に仕上がります。
※古い建物では、天井や梁の強度、配線の状態が今の基準と違うことがあります。
重さのある照明を取り付けるときは、電気工事店や施工会社にご相談ください。
シャンデリアの取り付けはVol.011 シャンデリアの取り付け方法、照明の組み合わせ方はVol.171 照明は「一室多灯」が基本でご紹介しています。
05SUMMARY
和洋折衷の空間づくりのポイント
木の家具で、古民家の柱や梁と素材感をそろえる
深紅やグリーンなど、深い色の家具をアクセントに
梁からシャンデリアやペンダントライトを吊るす
畳の保護や、照明の取り付け強度も確認する
日本の古い建物が持つ歴史と、ヨーロッパの伝統を受け継ぐクラシック家具。
ふたつの異なる時間をかけ合わせると、ほかにはない物語を持つ空間が生まれます。
リノベーション物件の魅力を引き出す選択肢として、ぜひ輸入家具を取り入れてみてください。
※写真を撮りたくなる店舗づくりはVol.198 「フォトスポット」のつくり方でもご紹介しています。
また、カフェなど不特定多数の方が触れる環境でお使いの場合は、Y-KAGUの製品保証の対象外となります。
詳しくは保証・免責事項のページをご確認ください。
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