コラム-シャンデリア

Vol.008　　ゴージャスなインテリアを象徴するシャンデリアの魅力

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ゴージャスな家具として有名！シャンデリアの魅力に迫ろう

いつの時代にも「シャンデリア」には高級感がある、というイメージを持つ人が多いものです。
そのきらびやかでゴージャスな装飾は、ラグジュアリーなインテリアには欠かせないものの一つだと言えるでしょう。
家にシャンデリアが置いてあれば、それだけでリッチな印象をもたらすことも特徴的です。

ハイグレードなインテリアとして名高いシャンデリアの魅力。
その正体は、どこにあるのでしょうか。
歴史などの側面から迫ってみましょう。

シャンデリアが持つ歴史とはどのようなものか

シャンデリアが誕生したのは紀元前のギリシャ。遥か古代までさかのぼります。
当時は、修道院や教会といった宗教施設や宮殿などで主に使用されていたと言われていますが、現在のようにきらびやかなものでは決してなく、非常に簡素なものであったと記録されているそうです。
十字にしつらえた木の台座にロウソクを置いて天井から吊るしたものがシャンデリアの原型となりました。
古代ギリシャにおいて、夜を照らす光源となるロウソクは非常に貴重なものであったため、かなり限定的に使われていたという背景が浮かび上がります。

華やかな装飾をほどこしたシャンデリアが登場するのは、11世紀に入ってからだと考えられています。
馬車の車輪のような台座に電飾を装着した「車輪型」、王冠の形を模した「王冠型」などのデザインがこの時期に生まれました。
特に宗教が盛んであったこの時代にはシャンデリアは欠かせない照明器具となりましたが、上記のような華美なものは特別階級のためのものとして使われており、庶民のための灯りは比較的質素なものであったと言われています。

近年におけるシャンデリア

近年のシャンデリアには、景気が向上しているときに売れ行きが上がるというデータがあります。
かつてのバブル時代などには、天井を覆いつくすほどの光をシャンデリアでもたらしていたという事実も存在しているのです。
キラキラと輝きを放つシャンデリアは、やはり「高級感」を象徴するインテリアなのだと言えるでしょう。

現在においては、クリスタルブランドとして高名な「バカラ」や、光の彫刻とまで言わしめるこだわりの逸品を生み出す「ロブマイヤー」などのシャンデリアが世界的に人気を集めています。