Vol.126 大理石テーブルのお手入れ

Vol.126 インテリアの知識

憧れの大理石ダイニングテーブル。
メリットと「シミ・汚れ」への対策

エレガントな大理石トップのダイニングテーブル

ホテルのような高級感、ひんやりとなめらかな手ざわり。天然の大理石(マーブルトップ)のダイニングテーブルは、インテリア好きにとって憧れの存在です。

でも、「ワインをこぼしたらシミになる?」「お手入れが大変そう…」と迷っている方も多いはず。大理石テーブルの魅力と、美しさを長く保つためのコツをご紹介します。

01MARBLE

天然石だけが持つ
「世界にひとつ」の美しさ

人工大理石やセラミックには真似できない、天然大理石の最大の魅力。それは、長い年月をかけて自然がつくり出した唯一無二の模様です。

流れるような石目、深みのある光沢、そして重厚感。同じ模様は二つと存在しません。ご自宅に届くテーブルは、世界にたったひとつのアート作品なのです。

02MERIT

大理石テーブルの
メリット

HARD

へこみにくい

木のテーブルに比べて硬く、食器を置いたときやペンで書いたときに天板がへこむ心配はほとんどありません。

COOL

ひんやり心地いい

熱を伝えやすい素材なので、触れるとひんやり。夏は特に心地よく感じられます。

HEAT

熱にも比較的強い

熱には比較的強い素材ですが、熱い鍋を直接置くと変色の原因に。鍋敷きを使いましょう。

※大理石は石の中ではやわらかい部類です。陶器の底のざらつきや砂粒でこすると、細かな傷がつくことがあります。食器は引きずらずに持ち上げて動かしましょう。

03STAIN

苦手なのは「酸」と「油」。
シミ対策の基本

ACID

酸で、表面の艶がなくなる

大理石は酸に溶けやすい性質があります。レモン汁や酢、ワイン、果汁などがつくと、表面が溶けて白っぽく艶が消えることがあります。

OIL

油や色の濃い液体は、染み込む

表面には目に見えない細かな孔(あな)があり、油やコーヒー、しょうゆなどは内部に染み込んでシミになりやすくなります。

基本の対策は、こぼしたら「すぐに拭き取る」こと。ふだんのお手入れは、乾拭きか、固く絞った布での水拭きで十分です。

ランチョンマットを使ったテーブルセッティング
ランチョンマットやコースターを使う習慣をつけるだけで、リスクは大きく減らせます。

04PROTECT

透明マットや保護剤で、
もっと安心に

「小さな子どもがいるから、すぐに拭くなんて無理!」――そんなご家庭には、次の対策がおすすめです。

MAT

透明テーブルマット

大理石の美しさを見せたまま、水や汚れから天板を守れます。サイズに合わせてカットできるタイプなら、ぴったりに。いちばん確実な方法です。

COATING

石材用の保護剤

撥水・撥油効果で、シミをつきにくくします。定期的な塗り直しが必要ですが、石の質感を直接楽しみたい方に。

※保護剤は大理石に対応したものを選び、目立たない場所で試してから使いましょう。

05SUMMARY

まとめ:
手入れの手間さえ愛おしい、本物の輝き

大理石テーブルと長く付き合うコツ

こぼしたらすぐに拭く。ふだんは乾拭きか固く絞った布で

酸や油に注意。ランチョンマットやコースターを習慣に

熱い鍋は鍋敷きに。食器は引きずらずに持ち上げる

心配なら、透明マットや保護剤で守る

少しの手間や気づかいは必要ですが、それを補って余りある魅力が大理石のテーブルにはあります。お部屋の中心で輝く天然石のテーブルが、暮らしをワンランク上へと引き上げてくれるはずです。

※テーブルの素材ごとの特徴は、Vol.019 ダイニングセットの素材の選び方でもご紹介しています。

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