ダイニングセットには、さまざまな素材があり、素材によってダイニングセット全体の表情がかわります。
そして、それはダイニングルーム全体の雰囲気にも影響してくるので重要です。
素材には、木、石、ガラス、大理石などがありますが、好みやどんなダイニングルームにしたいかなどを考え、ダイニングセットの素材を選びましょう。
代表的な素材は、木です。
木にも無垢材とプライウッドという合板の素材があり、木の種類によっても印象が変わります。
無垢材は木を乾燥させたもので、強度や防火性能、断熱保温性、吸音効果、調湿能力が優れているなど様々な特性を持っている素材です。
無垢材のダイニングセットは、重量感を与え、ぬくもりのある印象になります。
プライウッドという合板の素材は、1ミリほどの板を貼り重ねており、無垢材では表現できないカーブをつくることができ、軽やかな印象を与える素材です。
実際に軽いので、引っ越しが簡単だったり、模様替えが楽に行えたりするというメリットがあります。
石やガラス、大理石は、普段使いのダイニングセットで用いられる素材ではありません。
それは、耐震問題や重さの問題が関係しているからですが、個性的な印象を与えたい人にはおすすめな素材といえるでしょう。
石素材は、耐火性、耐熱性、耐腐食性、湿気に強い特徴があり、存在感がある素材です。
ガラス素材は、透明感があるので空間を広くみせることができます。
脚の部分に木の素材を使用することで、緊張感を与えながら、あたたかみのある印象のダイニングルームになるでしょう。
大理石は、白地に斑紋がある素材で、吸収性があるのも特徴です。
しかし、酸には弱い素材のため、レモンやお酢には気を使わなければいけません。
大理石のダイニングセットは上品で美しさがあるので、高級感あふれた印象になります。
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