「部屋がなんだか殺風景で、のっぺりして見える…」。そんなお悩みにおすすめなのが、フォーカルポイントをつくることです。
部屋に入った瞬間にパッと目を引く主役をひとつ決めるだけで、空間全体にメリハリが生まれ、洗練された印象になります。誰でも簡単にできるフォーカルポイントのつくり方と、おすすめのアイテムをご紹介します。
01FOCAL POINT
フォーカルポイントとは、直訳すると「焦点」。インテリアでは、部屋に入った瞬間に最初に視線が集まる場所、いわば「お部屋の見せ場」のことを指します。
見せ場があることで空間に立体感が生まれ、さらに「見せたい場所」に視線を誘導することで、散らかりがちなほかの場所から自然と目をそらす効果もあります。
02WHERE
フォーカルポイントをつくる場所の目安は、部屋のドアを開けたときに正面や対角線の先に見える、奥の壁です。
部屋に入ると、視線は自然と奥へ向かいやすいもの。そこに目を引くアイテムを配置すると、視線が奥まで抜けて、部屋全体が広く感じられるといううれしい効果も期待できます。
※リビングでは、何もしないとテレビが見せ場になりがち。テレビとは別の壁にフォーカルポイントをつくると、くつろぎの空間らしい印象になります。
03WALL
いちばん手軽に取り入れられるのが、大きな絵画やデザイン性の高いウォールミラーを壁に掛ける方法です。
ただ壁に掛けるだけでなく、その下に小さなチェストや観葉植物、フロアランプなどを組み合わせると、下から上へとつながる、より印象的な見せ場ができあがります。
※鏡を掛けるときは、鏡に何が映るかも確認を。散らかりやすい場所が映り込まない位置を選び、壁の下地にしっかり固定しましょう。アートを掛ける高さの目安は、Vol.168 絵画やアートの飾り方でご紹介しています。
04CONSOLE
海外のインテリアでよく見かけるマントルピース(暖炉の飾り枠)や、細い脚と美しい装飾が特徴のコンソールテーブルは、それだけで存在感があります。
壁沿いに配置し、その上にお気に入りの写真立て、キャンドル、季節の花などを並べれば、高級ホテルや海外のお屋敷のような、格式高くエレガントなフォーカルポイントになります。
※コンソールテーブルの飾り方はVol.135 コンソールテーブルの活用術、左右対称に飾るコツはVol.162 シンメトリー配置で高級感でもご紹介しています。
05SUMMARY
フォーカルポイントづくりの手順
ドアを開けたとき、正面や対角線の先に見える壁を探す
絵画やミラー、コンソールなど、主役になるアイテムを1つ決める
下に家具や植物、ランプを添えて、立体的に仕上げる
部屋の中に主役をひとつ決めるだけで、インテリアの完成度はぐっと高まります。全体を均等に飾ろうとするのではなく、まずはいちばん目立つ場所にお気に入りを集めて、こだわりの見せ場をつくってみませんか。