「部屋をもっと広く見せたい」「天井が高く見える開放的な空間に憧れる」。そんなとき、多くの方は家具の配置や照明を見直しますが、実はカーテンの掛け方を変えるだけでも、お部屋の印象は大きく変わります。
空間を広く見せるカーテンの選び方と、「高く吊るす」テクニックをご紹介します。
01CURTAIN
壁面の大きな面積を占めるカーテンは、部屋の印象を左右する重要なアイテムです。
色や柄の選び方はもちろん、「どこから吊るすか」「どのくらいの長さにするか」という見せ方しだいで、空間の広がりや高級感がまったく違って見えてきます。
02NG
日本の住宅でよく見られるのが、窓枠のすぐ上(または窓枠の内側)にレールを取り付け、窓のサイズぴったりのカーテンを掛けるスタイルです。
でもこの掛け方は、窓の小ささや天井の低さを強調してしまい、壁が分断されて圧迫感が出る原因に。おしゃれなインテリアを目指すなら、窓枠にとらわれない発想が必要です。
03HIGH & WIDE
部屋を広く見せるいちばんのコツは、カーテンを窓枠よりも高い位置から吊るすことです。
HIGH
できれば天井のすぐ下から床まで、たっぷりと垂らして。視線が上へ誘導され、天井が高く感じられます。
WIDE
レールを窓枠より左右に長めにとると、窓が大きく見え、開けたときもカーテンが窓をふさがず光を取り込めます。
まるで壁一面が大きな窓であるかのような、開放的な印象に近づきます。
※レールの位置を変えるときは、カーテンの丈もあわせて測り直しましょう。高い位置に付ける場合は、壁の中の下地にしっかり固定を。賃貸住宅では、取り付けの可否を事前に確認してください。
04BREAK STYLE
高い位置から吊るすテクニックとあわせておすすめしたいのが、カーテンの裾を床に少したまらせるブレイクスタイルです。
日本では床から1cmほど浮かせるのが一般的ですが、あえて床に数cm〜10cmほど長く垂らすことで、ドレスの裾のようなドレープが生まれ、海外の邸宅やホテルのようなエレガントでリッチな雰囲気を演出できます。
※ブレイクスタイルは裾にホコリがつきやすいので、こまめなお手入れを。ベランダに出入りする窓では、裾を踏んだり引っかけたりしないよう、短めに調整すると安心です。
05SUMMARY
カーテンで広く見せるポイント
レールは窓枠より高く、できれば天井近くに
レールの幅は窓枠より左右に長めに
丈は床まで。エレガントにするなら少したまらせる
カーテンは窓を隠すものではなく、「空間をデザインするもの」です。これからカーテンを新調したり、レールを付け替えたりする機会があれば、ぜひ「高く、広く」を意識してみてください。少しの工夫で、毎日過ごすお部屋がワンランク上の空間に生まれ変わります。
※背の低い家具や鏡で部屋を広く見せるコツは、Vol.164 狭い部屋を広く見せる錯覚テクニック、カーテンの色選びはVol.161 インテリアの3色ルールでもご紹介しています。