絵画やアートの飾り方。
壁の余白を埋めるバランスと高さの目安
「お気に入りの絵を買ったけれど、どこに飾ればいいか分からない」
「壁に掛けてみたけれど、なんだかしっくりこない…」
そんな経験はありませんか?
アートを美しく見せるためには、壁とのバランスや「飾る高さ」がとても重要です。
今回は、美術館やギャラリーでも実践されている、絵画をセンス良く飾るための基本ルールをご紹介します。
INDEX
1. 基本の高さは「アイレベル(目線の高さ)」
アートを飾る際、一番多い失敗が「高すぎる位置」に掛けてしまうことです。
絵を飾る最適な高さは、作品の中心が床から「140cm〜150cm」になる位置だと言われています。
これは大人が立って見たときに自然と目線が合う「アイレベル」と呼ばれる高さで、美術館などでも基準とされているバランスです。
高すぎると空間が間延びして見えてしまうため、まずはこの高さを基準にしてみましょう。
2. ソファやコンソールの上は「家具との距離」を意識
ソファの背面やコンソールテーブルの上に絵を飾る場合は、家具との「一体感」を持たせることがポイントです。
家具から離れすぎていると、絵がぽつんと浮いて見えてしまいます。
家具の上端から絵の下端までの距離を「15cm〜20cm程度」に抑えることで、家具とアートが一つの美しいフォーカルポイント(見せ場)としてまとまります。
3. 複数枚を飾る「ギャラリーウォール」の作り方
サイズの違う複数のアートや写真をまとめて飾るスタイルを「ギャラリーウォール」と呼びます。
難しそうに見えますが、ルールを知れば簡単です。
まずは床の上で並べて配置を決めます。
コツはフレーム同士の間隔を均等(5cm程度)に揃えることと、全体を一つの大きな四角形(または十字)に収めるよう意識することです。
これだけで、バラバラの額縁でも驚くほど統一感が生まれます。
間隔を均等にするだけで、複数枚のアートもすっきりとまとまります。
4. 迷ったら「床置き」でラフなこなれ感を
「壁に穴を開けたくない」「位置を決めるのが難しい」という場合は、あえて壁には掛けず、床やチェストの上に立て掛けるのもおすすめです。
サイズの違うフレームを2〜3枚少し重ねて立て掛けるだけで、海外のスタジオのような、ラフでこなれた雰囲気を演出することができます。
5. まとめ:アートは空間の総仕上げ
ぽっかりと空いた壁の余白にアートを一つ飾るだけで、お部屋の完成度は劇的に高まります。
お気に入りの家具をさらに引き立てる「空間の総仕上げ」として、ぜひ絵画やアートを取り入れてみてください。