誰にも邪魔されず、仕事や読書、趣味に没頭できる自分だけの書斎。
そんな空間に憧れる方も多いのではないでしょうか。
家族と過ごすリビングとは違い、書斎は自分のこだわりを思いきり詰め込める特別な場所です。
「大人の隠れ家」と呼ぶにふさわしい、重厚で洗練された書斎づくりのポイントをご紹介します。
01DESK
書斎の顔になるのが、部屋の中央や壁際に据えるデスクです。
隠れ家のような重厚感を目指すなら、細い脚の軽やかなテーブルより、左右に引き出しがついた両袖(りょうそで)デスクや、プレジデントデスクがおすすめです。
マホガニーやオークなどの木で作られたデスクは、使い込むほどに深い艶が増し、書斎全体に落ち着いた風格を与えてくれます。
※大きなデスクは、搬入経路(玄関・廊下・階段・ドア)の幅もあわせて確認しましょう。
詳しくは搬入確認のページでご案内しています。
02LEATHER CHAIR
重厚なデスクには、それに負けない存在感のあるチェアを合わせたいところ。
英国発祥とされるチェスターフィールドソファに代表される、ボタン留め(タフティング)を施した本革のチェアは、クラシックな書斎の王道スタイルです。
上質なレザーは、座るほどに体になじみ、年月とともに味わい深い風合いへと変化していきます。
長時間のデスクワークが多いなら、高さ調節や回転ができるキャスター付きの社長椅子タイプも快適です。
※キャスター付きのチェアは、床のキズ防止にチェアマットを敷くと安心です。
社長椅子の選び方はVol.122 書斎っぽくない「社長椅子」の選び方、本革のお手入れはVol.115 椅子の張り地をお手入れと耐久性で比較でご紹介しています。
03BOOKCASE
書斎には、お気に入りの本やコレクションを並べるブックケース(本棚)が欠かせません。
背の高いガラス扉付きのキャビネットなら、ホコリから大切な本を守りながら、美しい装丁を眺められます。
本だけでなく、趣味のカメラや万年筆、洋酒のボトルなどを一緒に飾れば、さらに自分らしさが表現できます。
※背の高い本棚は、地震に備えて転倒防止の器具で壁に固定しましょう。
重い本は下の段に収めると重心が下がり、より安定します。
04DESK LAMP
書斎の雰囲気づくりに大きく関わるのが照明です。
部屋全体を明るく照らすのではなく、デスクランプ(バンカーズランプなど)で手元の作業スペースを照らすのがポイントです。
手元にやわらかな光が集まる空間は、まるで秘密基地のような静けさがあり、作業や読書に向き合いやすい雰囲気をつくってくれます。
※まわりが暗すぎると、明るさの差で目が疲れやすくなります。
フロアランプや間接照明で部屋全体もほんのり明るくしておくのがおすすめです。
照明の組み合わせ方はVol.171 照明は「一室多灯」が基本、光の色はVol.159 照明の色温度の正しい使い分けでご紹介しています。
05SUMMARY
書斎づくりの4つのポイント
主役は、引き出しのある重厚なデスク
チェアは、デスクに負けない存在感のある本革を
本棚は、壁に固定して安全に
照明は、デスクランプと部屋全体のやわらかな光を組み合わせる
書斎は、一度にすべてを完成させる必要はありません。
まずはこだわりのデスクとチェアを手に入れ、そこから少しずつお気に入りの本や小物を増やしていく。
その過程こそが、隠れ家づくりのいちばんの楽しみと言えるでしょう。