コラム-シャンデリア

Vol.009　　ヨーロッパの歴史が薫るシャンデリアのスタイル

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シャンデリアとヨーロッパの歴史と種類について

シャンデリアといえばオシャレの代名詞的な存在で、ヨーロッパを連想する人も多いでしょう。
実際にシャンデリアの歴史を見ていくと古代のローマに行きつきますが、本格的に人気が出てポピュラーな存在となったのは中世のことでしょう。
シャンデリアといっても複数の種類が存在しており、クリスタルシャンデリアはクリスタルガラスが使用されていることもあり、独特の雰囲気を醸し出しています。
美しい見た目が特徴でヨーロッパらしいスタイルが魅力です。
このクリスタルシャンデリアのなかにもいくつか種類があり、マリアテレジア型が有名で、これは1700年代につくられ始めた種類になります。
様々な宮殿の装飾にも用いられるなど、ヨーロッパのオシャレを支える存在でした。
その後はロココ様式のシャンデリアが流行り、見た目も絢爛で美しく、クリスタルシャンデリア以上に近代的な風合いに仕上がっているでしょう。
19世紀後半にフランスで話題になった種類で、細かい部分に至るまで徹底的に工夫が凝らされているのも特徴です。
時代は少し遡りますが、ルネッサンス風のシャンデリアやロマネスク風のものは、当時の宮殿での生活を連想させてくれるデザインとなっており、まさに豪華絢爛と言った言葉がぴったり当てはまります。

現代日本でも人気があるシャンデリア

中世のヨーロッパや近代、現代ヨーロッパでもシャンデリアは当たり前のアイテムとなっています。
宮殿などの煌びやかな雰囲気の建物は当然ですが、一般住宅にもシャンデリアは用いられており、人々に愛される存在となっています。
そして日本でもシャンデリア人気が徐々に高まってきており、ルイ16世風やコロニアル風スタイルのものを見かけることも多いでしょう。
これらは昔ながらのシャンデリアの形で、自分が宮殿にいる感覚になれると評判を集めています。

さらに最近では従来のシャンデリアの常識を打ち破る先進的なスタイルのアイテムも登場しており、一般家庭でも見かけるようになりました。
LEDを用いるタイプのシャンデリアも多数あり、ヨーロッパ発祥のシャンデリアが様々な進化を遂げてきたことがわかります。
シャンデリアの歴史を紐解いていくことで、その時代の国王によってデザインが異なることを知れますし、時代背景を映しています。
歴史やスタイルを深く知ることでよりシャンデリアに夢中になれることでしょう。