一般的に、お部屋の照明は引掛けシーリングに取り付けて使用します。
引掛けシーリングは照明器具を簡単に取りつけられるようにあらかじめ天井に据えた装置で、賃貸の場合はないほうが珍しいくらいですから、引っ越しなどで目にした方も多いかもしれません。
シャンデリアもこの引掛けシーリングを使用します。
しかし、シャンデリアは通常の照明器具とは違い装飾がたくさんついているため、どうしても重くなってしまいます。
そうすると引掛けるだけでは荷重に耐えきれずに落ちてしまう可能性が高くなります。
引掛ける重さは5kgまでは問題ないとされていますが、日本は地震が多い国柄3kg程度を目安にしておいた方が安全と言えます。
それを超える場合は、引掛けローゼットと呼ばれる強度の高いタイプのシーリングの使用や、天井へ直付けが必須となります。
10kgまでは引掛けシーリングの配線を利用することも可能ですが、それを超えると天井の強度にまで話が及ぶため、電気工事の専門業者に相談する必要があるでしょう。
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